2014年12月17日水曜日

1球5W 短波送信機を自作しました

今回
私は近隣の街で開かれるQRPミーティングに参加しています
VE3CGC
http://ve3cgc.wordpress.com/2014/09/05/a-6l6-qrp-cw-transmitter-%E3%80%8C6l6-qrp%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%A9%9F%E3%80%8D-3/
林さんの記事に興味を持ち,1ステージCW送信機を作ってみました。
発振管は中古の6V6です。
回路定数で変えた所はカソードに入るバイアス抵抗、アンテナマッチングをパイ型
に変更したこと。電源をブリッジ清流にしたこと、カソード抵抗(グリッドバイアス発生用)
200Ωのところを300Ωにしました。

動作はカソードで発生するブリッドバイアス電圧を差し引いて、
陽極電圧300.4V  陽極電流37.3mA  入力電力11.2W 出力5.4Wでした。
陽極効率は48%と低めですが、タンクコイルを適正値にすると上がるかもしれません。
タンクコイルは32mmΦのプラグインコイルスペース巻きで8μHでした。
工夫点はアンテナ側のコンデンサがVCではなく、5級スーパーラジオ用600PFの
パディングコンデンサで半固定であることです。

こんな簡単な回路で5Wもの出力が出るとは思ってもみませんでした。
しかし、この試作送信機は1ステージであるところから、日本国内では認可されません。
「電力発振回路」の実験機として残しておこうと思います。

2014年7月15日火曜日

ディスコーンアンテナ

ディスコーンとはディスク(平面の板)とコーン(円錐系)の合成語。
円錐形の頂点に皿回しのように円盤が乗った形のアンテナをディスコーンアンテナと呼びます。
空港の展望台に上がると、ビルの屋上に、タコ足状の円錐形の上に放射状に水平方向の棒が並んだアンテナを見ることが出来ます。これがディスコーンアンテナです。

飛行機が飛行場を離発着する時に交信する民間機や自衛隊の無線周波数は、広範囲にわたるため、広い帯域で運用できるアンテナが必要になります。
ディスコーンアンテナは超短波帯とその上の極超短波帯までをカバーできる広帯域アンテナとして開発されました。

飛行機と空港とが無線交信に使う周波数は100MHzから300MHzの超短波帯です。
我が家の屋根のトップに設置しているディスコーンアンテナは主として航空無線の受信用に使っていますが、時には144MHz帯や430MHz帯の送信用としても使える設計になっています。
このアンテナは受信だけに限れば超短波帯のすぐ下にある短波帯の一部(25MHz〜30MHz)をある程度の感度で電波を受ける事も出来ます。

今回このディスコーンアンテナの「最低共振周波数」を測定してみました。
その結果なんとアマチュア無線に使われる28MHzに共振点が有ることが判りました。
共振点付近ではアンテナが効率よく働き、送信も可能になりますし、その周波数では無線機に負担がかからず長時間の運用も可能になるのです。

しめしめ、このアンテナに無線機をつないで試してみよう。


FT-817ND、故障修理上がりました


先日夜の堤防でモービルホイップの性能を確かめるため、市内を流れるひと気のない川の堤防で移動運用していました。
相手は中学時代からの友人、10Kmも離れていないので快適にローカルラグチュー。更に離れた別な川の堤防に移動し、交信を再開し始めたらSSBの波が出ない。
とっさに変調のモードを変更すると、AMもFMも電波は出ているしかし音声が載っていないようです。ケータイで友人を呼び出し、移動実験は一旦終了。

家に帰りダミーロード(疑似空中線)で電波を測定すると、AM・FMで規定出力はあるけれど音声にはなっていません。こりゃ故障だな?

買ってからまだ4ヶ月目の機械なので、本州にあるサービスセンターに送りました。
そして1周間、修理を終えて帰って来ました。
故障原因は「マイクエレメントの断線」。そんなに簡単に切れるものなのですか、日本製のパーツを使ってはいないのかな?

このYAESU FT−817は5Wの小出力ながらロングセラー機の人気商品です。
なんといっても中短波から極超短波まで、アマチュア無線バンドのほとんどが入っていて
、普段使う音声変調モードもすべているのオールモードですから。
電信用にはオートマチックキーヤーも内蔵。
更には普通の中波放送も短波放送もFM放送も楽しめます。

私のお気に入りは消費電力の少ないこと。
これだけの機能があって、受信時は12Vのバッテリーを使えば500mA
から1A未満、送信時でも2A程度です。
私は7A/h〜9A/hのシールバッテリーを車の電気系統から独立させて使っています。
長時間の運用ならこのバッテリーを2個持っていけば良いでしょう。

台風も過ぎ去って夏日になりました。
「コンディションは太陽しだい」ですが、またこれを持って移動運用に出かけようと思います。




2014年7月11日金曜日

移動運用アンテナを作りました

秋葉原へ行くたびに買い溜めたCB無線用アンテナ、
やっと陽の目を見ることができました。

周波数帯18MHz用、
トップロードタイプのアンテナ、調整ロッド10cm位のものを1m位のものに差し替えただけ、ほとんどセンターロードに変身してしまいました。
共振周波数18.12MHz、18.068MHz〜18.168MHzのバンド内全部実用になります。

周波数帯21MHz用、
ヘリカルアンテナの調整ロッドを30cm位のステンレス線に差し替え、先端を数cm折り曲げて周波数微調整しました。
共振周波数21.2MHz、21.0MHz〜21.4MHzくらいまで実用になります。




周波数帯28MHz用
ヘリカルアンテナの調整ロッドを取り除いただけ。
共振周波数28.5MHz、28.0MHz〜29.0MHzくらいまで実用になります。

車は商用バン、トヨタ・プロボックス・ディーゼル13.5万Km走行のもの。
ディーゼルだからイグニッションノイズは有りませんが、燃料系のコントロールなのかアクセルに応じてパルス性のノイズが発生します。

このアンテナアナライザーはアナログ人間の私には直感的でとても便利です。
アンテナのSWR 特性は3本とも配置したままの状態で調整しました。
アースの取り方でSWRの最低値が変わります。
3本ともキャパシタシート(伝導アースシート)はつけていませんが、それぞれ独立させて装着したいところです。

8月のフィールドデイにはこのアンテナで臨みます。
ちなみにリグはFT-817ND(5W)のQRP機+7A/hのシールバッテリーです。

2014年3月22日土曜日

無線部屋を片付けました

1年近く(以上?)片付けをしなかった無線室が大変なことに。
配線がゴチャゴチャ、無線機が出しっぱなし、積み上がり状態。
無線交信はしていないけれど、多少のモノ作りと、部品の買いだめで
こんな状態になってしまった。

二日後にはここに訪問者が来る予定。
何とかしなければと思うが、収納場所がない。
無理やり空きスペースに「取り敢えず」突っ込んでおこう。
後で悲劇になることはわかっているけれど。

雪が降ると刻々とアンテナの特性が変わる。
安心のため、ついつい測定してみるが、それ以上のことはしていない。
朝は国内の無線電信を聴き、夕方から国内のおしゃべり無線を聴いた。
午前3時頃VOA(Voice Of America)を久しぶりに聴いた。
メインの短波放送帯は中国の強力電波で埋め尽くされている。
電波も中国バブル期のようだ。

長波と中波の国内ラジオ放送の下の周波数ははロシアの放送が停波したのと、
航空機向け電波標識が停波したのでほとんど何も聞こえない。
寂しい限りだ。
近くに高速道のインターチェンジがあるので1620KHzの「道路情報」が入る。
相変わらず北や東の高速道路は吹雪のため、減速や通行止め。

雪が溶けると水になるだけでなく春になる。
またアンテナいじりが始まる。
今年は田舎に出かけて行ってノイズのない世界を楽しもうと思う。





2012年3月25日日曜日

ブログ再開

5時起床、早速シャック(無線室)へ行き、無線機の周波数を7MHzから18MHzに切り替えた。ノルウェー・スペイン・ウクライナが入感している。
やはり太陽活動期の電離層状態は良いぞ、このあとまだ1年間は行けるかな?

この周波数帯専用アンテナがなく、代わりに10m帯(28MHz帯)5/8λの垂直アンテナで聴いているが、交信するには専用バンドのアンテナが欲しいところだ。

写真は雨の朝の空中線 (アンテナ)状態測定。
カラスにアンテナのコイルを突かれ、谷が2つになってしまった。



2012年2月11日土曜日

雪の降る日はノイズが多い

短波放送、雪が降る冬は雑音が多い。
乾燥した雪がアンテナに触れると摩擦電気が起こり無線アンテナに帯電する。
そうなるとアナログテレビの放送の無いチャンネルのようなザーッという強い雑音が発生して、信号が受信出来なくなる。
アンテナに溜まった電気が放電し始めるとこれが「ビャー」という音に変わる。

この雑音はとても高い電圧なので、無線機内の半導体を破壊する恐れもある。
ひどい時は外したアンテナのプラグの先から火花がでるくらい凄い。
だから、アンテナにはすぐに遮断できる様に「アンテナスイッチ」を付けてある。
この雑音は雪が降るたびに春までしばらく続く。

写真は漁業無線局で使われていた受信機。
普通、漁業無線の交信はあらかじめそれぞれに交信周波数が指定されている。
だからこの写真のような扇形のダイヤルを回して相手を探す事は少ない。
送信も受信もあらかじめ指定周波数にセットされたチャンネルがあり、スイッチで切り替えるだけで待ち受けて聴く事が出来る機能的な通信システムだった。
だからこの受信機は補助に使われていたのではないかと思う。

今は船と漁業無線局との長距離交信が減り、通話が簡単な衛星回線が使われている。
そのため、そびえ立つアンテナ塔を持つ基地局が次々と閉鎖されている。
今でも近海の漁模様や、水揚げする市場の値動きなど時々短波無線で聴く事が出来る。
チャンネルに設定された以外の周波数はこの左側の扇形ダイヤルで選局する。
左側のダイヤルは漁業無線専用のダイヤルになっていて、周波数も安定して聴けるが、海外放送やアマチュア無線通信などは入らないようにうまく設計されている。
右側のダイヤルは中波の国内ラジオ放送や、短波の海外放送などを網羅して聴けるようになっているちょっと変わった受信機。

さてまたノイズの話しだが、同じ中古受信機でも真空管受信機と半導体(トランジスターやIC)を使った受信機を比べると真空管受信機の方が放送を聴きやすく感じる。
これは電波を受信する時、聞こえるノイズの質が違うのである。
半導体を使った受信機のノイズは何となく「じゃりじゃり」した音だったり「シーシー」
という甲高い音して耳にうるさいのだが、真空管受信機のノイズは新雪の様にサラサラ・ふわりとした柔らかな音に聞こえる。
この受信機で海外放送を聴くのが私の楽しみの一つになっている。

かつてソ連時代、マヤーク形と悪名の付いた妨害電波があった。
ソビエトのプロパガンダ放送局が妨害雑音局に変身して、海外からのロシア向け放送を妨害雑音で潰すのである。
現在そのロシア放送局「ラジオマヤーク』は中波でも聴く事が出来る。
とても軽やかな雰囲気のラジオ局だ。
スタジオでの悪ふざけがYouTubeに投稿されていた。
http://www.youtube.com/watch?v=sQN6mP4DqGk