ディスコーンとはディスク(平面の板)とコーン(円錐系)の合成語。
円錐形の頂点に皿回しのように円盤が乗った形のアンテナをディスコーンアンテナと呼びます。
空港の展望台に上がると、ビルの屋上に、タコ足状の円錐形の上に放射状に水平方向の棒が並んだアンテナを見ることが出来ます。これがディスコーンアンテナです。
飛行機が飛行場を離発着する時に交信する民間機や自衛隊の無線周波数は、広範囲にわたるため、広い帯域で運用できるアンテナが必要になります。
ディスコーンアンテナは超短波帯とその上の極超短波帯までをカバーできる広帯域アンテナとして開発されました。
飛行機と空港とが無線交信に使う周波数は100MHzから300MHzの超短波帯です。
我が家の屋根のトップに設置しているディスコーンアンテナは主として航空無線の受信用に使っていますが、時には144MHz帯や430MHz帯の送信用としても使える設計になっています。
このアンテナは受信だけに限れば超短波帯のすぐ下にある短波帯の一部(25MHz〜30MHz)をある程度の感度で電波を受ける事も出来ます。
今回このディスコーンアンテナの「最低共振周波数」を測定してみました。
その結果なんとアマチュア無線に使われる28MHzに共振点が有ることが判りました。
共振点付近ではアンテナが効率よく働き、送信も可能になりますし、その周波数では無線機に負担がかからず長時間の運用も可能になるのです。
しめしめ、このアンテナに無線機をつないで試してみよう。
2014年7月15日火曜日
FT-817ND、故障修理上がりました
先日夜の堤防でモービルホイップの性能を確かめるため、市内を流れるひと気のない川の堤防で移動運用していました。
相手は中学時代からの友人、10Kmも離れていないので快適にローカルラグチュー。更に離れた別な川の堤防に移動し、交信を再開し始めたらSSBの波が出ない。
とっさに変調のモードを変更すると、AMもFMも電波は出ているしかし音声が載っていないようです。ケータイで友人を呼び出し、移動実験は一旦終了。
家に帰りダミーロード(疑似空中線)で電波を測定すると、AM・FMで規定出力はあるけれど音声にはなっていません。こりゃ故障だな?
買ってからまだ4ヶ月目の機械なので、本州にあるサービスセンターに送りました。
そして1周間、修理を終えて帰って来ました。
故障原因は「マイクエレメントの断線」。そんなに簡単に切れるものなのですか、日本製のパーツを使ってはいないのかな?
このYAESU FT−817は5Wの小出力ながらロングセラー機の人気商品です。
なんといっても中短波から極超短波まで、アマチュア無線バンドのほとんどが入っていて
、普段使う音声変調モードもすべているのオールモードですから。
電信用にはオートマチックキーヤーも内蔵。
更には普通の中波放送も短波放送もFM放送も楽しめます。
私のお気に入りは消費電力の少ないこと。
これだけの機能があって、受信時は12Vのバッテリーを使えば500mA
私は7A/h〜9A/hのシールバッテリーを車の電気系統から独立させて使っています。
長時間の運用ならこのバッテリーを2個持っていけば良いでしょう。
台風も過ぎ去って夏日になりました。
「コンディションは太陽しだい」ですが、またこれを持って移動運用に出かけようと思います。
2014年7月11日金曜日
移動運用アンテナを作りました
秋葉原へ行くたびに買い溜めたCB無線用アンテナ、
やっと陽の目を見ることができました。
周波数帯18MHz用、
トップロードタイプのアンテナ、調整ロッド10cm位のものを1m位のものに差し替えただけ、ほとんどセンターロードに変身してしまいました。
共振周波数18.12MHz、18.068MHz〜18.168MHzのバンド内全部実用になります。
周波数帯21MHz用、
ヘリカルアンテナの調整ロッドを30cm位のステンレス線に差し替え、先端を数cm折り曲げて周波数微調整しました。
共振周波数21.2MHz、21.0MHz〜21.4MHzくらいまで実用になります。
周波数帯28MHz用
ヘリカルアンテナの調整ロッドを取り除いただけ。
共振周波数28.5MHz、28.0MHz〜29.0MHzくらいまで実用になります。
車は商用バン、トヨタ・プロボックス・ディーゼル13.5万Km走行のもの。
ディーゼルだからイグニッションノイズは有りませんが、燃料系のコントロールなのかアクセルに応じてパルス性のノイズが発生します。
このアンテナアナライザーはアナログ人間の私には直感的でとても便利です。
アンテナのSWR 特性は3本とも配置したままの状態で調整しました。
アースの取り方でSWRの最低値が変わります。
3本ともキャパシタシート(伝導アースシート)はつけていませんが、それぞれ独立させて装着したいところです。
8月のフィールドデイにはこのアンテナで臨みます。
ちなみにリグはFT-817ND(5W)のQRP機+7A/hのシールバッテリーです。
やっと陽の目を見ることができました。
周波数帯18MHz用、
トップロードタイプのアンテナ、調整ロッド10cm位のものを1m位のものに差し替えただけ、ほとんどセンターロードに変身してしまいました。
共振周波数18.12MHz、18.068MHz〜18.168MHzのバンド内全部実用になります。
周波数帯21MHz用、
ヘリカルアンテナの調整ロッドを30cm位のステンレス線に差し替え、先端を数cm折り曲げて周波数微調整しました。
共振周波数21.2MHz、21.0MHz〜21.4MHzくらいまで実用になります。
周波数帯28MHz用
ヘリカルアンテナの調整ロッドを取り除いただけ。
共振周波数28.5MHz、28.0MHz〜29.0MHzくらいまで実用になります。
車は商用バン、トヨタ・プロボックス・ディーゼル13.5万Km走行のもの。
ディーゼルだからイグニッションノイズは有りませんが、燃料系のコントロールなのかアクセルに応じてパルス性のノイズが発生します。
このアンテナアナライザーはアナログ人間の私には直感的でとても便利です。
アンテナのSWR 特性は3本とも配置したままの状態で調整しました。
アースの取り方でSWRの最低値が変わります。
3本ともキャパシタシート(伝導アースシート)はつけていませんが、それぞれ独立させて装着したいところです。
8月のフィールドデイにはこのアンテナで臨みます。
ちなみにリグはFT-817ND(5W)のQRP機+7A/hのシールバッテリーです。
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